2020年2月14日
2/14をもってMAJIBANCHが活動休止しました。
結成から見てきたアイドルが解散するのは初めてで当日になっても実感がありませんでした。正直今もありません。
ほぼ自分の話になるので一瞬でも引っかかることがあれば静かに閉じてください。
MAJIBANCHもといMagical Ban☆Bangを初めて見たのは1番最初の動画が上がった2014年4月1日でした。
元々踊ってみたのオタクだったのでその時は踊り手でユニット組んだんだなぁぐらいにしか思ってませんでした。
2015年4月5日、みほみさんのラストライブ。在宅というかそもそもオタクと呼べるほど追ってなかった私が現場に行った理由は「前日東京に行く予定があったから」
いつか行こうと思っていたらオリメンラストになってました。あの日見たAnemoneは今でも忘れられません。
それから程なくして新メンバーオーディションが始まりました。
一次通過者が発表された時、見覚えのある顔がいることにビックリして、正直ひかりちゃんの印象はありませんでした。
まじばん(希望)として活動することを発表されたあやはちゃんとひかりちゃん。2人に課せられた課題は大変なものでシンプルに応援してました。
結果ひかりちゃんのみが正式加入することになりました。この頃かな、ひかりちゃんを推すって決めたのは。
ソロパートが無くて、オタクもあんまり増えなくて、辛かっただろうなぁ。
推しが決まり、ちょいちょい現場に行くようになりました。ほんとにちょいちょい。
2017年7月16日、バミューダツアー大阪。まじばんのためだけに東京ですら行くのを渋る私が大阪まで行きました。なんでだろう、行かなきゃ行けない気がしたから。
バミューダツアー終了直後、ひかりちゃんの脱退が発表されました。
理由は体調不良。私達が思っているよりセルフプロデュースの地下アイドルは本当に大変なんだと思います。
2017年8月30日、ひかりラストライブ。仕事終わり新幹線に飛び乗って埼京線に乗り換えたら涙が止まりませんでした。ライブが始まってから会場に着いて地方の辛さ感じました。ステージで歌って踊るひかりちゃんは本当に輝いていて可愛かった。今でも大好きな推しです。
ここで私も現場に行くのを辞めようか、正直悩みました。
でも楽曲とオタクが好きだったから。自分が思っていたよりまじばんの現場は大切な場所になっていました。
推し迷子を終えてしーた推しになり、タイミングが合えば現場に行くぐらいの緩さ。
かりんちゃんの加入も随分若くて小さい子が入ってきたなぁぐらいでした。
そして発表されたMAJIBANCHの活動休止。それはあまりにも突然で、まだかりんちゃん入ったばっかりじゃん、あまりにも早すぎる、悲しいより驚きの方が大きかった。
無理矢理金銭を工面し、有給を取り迎えた2020年2月14日。また渋谷だった。
埼京線に乗り換えたら涙が止まらなかった。いつもそう。
開演直前になったら実感が無くなっていて、いつも通りだった。
2曲目のマジドリが始まって気づいたら泣いていた。歌詞を考えたら辛くて仕方なかった。
そこからどんどん実感がわいてきて、もうMIXを叫ぶことも、ヲタ芸を打つことも、リフトで上がるオタクを見ることも、花いちもんめをすることも、魔法陣で召喚することも、全部全部無いのかと思ったら本当に辛くて。
ここからめちゃくちゃブーメランなこと書くので飛ばしてもらっていいです。
最後の曲が終わってフロアから拍手とありがとうが飛び交う中、私は何も出来なかった。
だって解散に追い込んでしまったのはどう考えてもこちら側で。
いつか誰かが「まじばんは実家」って言っていて、もいしゃんは「実家じゃ嫌だ」って。
売上よりなにより動員数が重視される地下界隈。動員が無ければ外部イベントに呼ばれないし大きい箱を抑える事も出来ない。
「期限を決めて活動をしている」そう言ってはいたけどこんなに早くなかったはずで。実家にしてしまった私達のせい。
もちろん他界する理由は人それぞれだし止むを得ず行けなくなった人もいるだろうから責めたい訳じゃないです。そもそも私だって毎回行ってた訳じゃない。
ただただ悔しかった、悲しかった、虚しかった、苦しかった。出来ることならあの場から逃げ出したかった。
しーたの最後の顔を私は思い出せません。
Magical Ban☆BangにまじばんchにMAJIBANCHにオタクに出会えて本当によかった。
5人の、8人の、オタク達の未来が明るいものでありますように。
ありがとう、いつまでも大好きです。